成人の矯正

このような方はご相談ください

  • 口元の見た目が悪いと思っている方・見映えを気にしている方
  • 笑顔に自信がない方・思いっきり笑えない方
  • 食事がうまくとれない方・噛みにくいと感じている方
  • 発音がしにくい方・言葉がはっきりしないという方
  • 口が閉じない方・いつも口で呼吸しているという方

初診の患者さまへ

  • 「予約制」となっております。初めてご来院される方には予約をお願いしております。
    お電話・ネットなどからご予約いただけます。
    ※2回目以降は、診察・治療後に窓口での次回予約が可能です。
  • 治療前のご相談(カウンセリング)を重視しています。併せて検査も行うため、初診でも約1時間は要します。時間にゆとりをもってご来院ください。
  • わからないことがありましたら、いつでも受付にお尋ねください。

成人の矯正について

矯正が必要と考えられる歯並び

上額前突(じょうがくぜんとつ)

上額前突(じょうがくぜんとつ)

一般的に「出っ歯」と言われます。 上の前歯が前方に突き出すように生えている状態です。

下額前突(かがくぜんとつ)

下額前突(かがくぜんとつ)

一般的に「受け口」と言われます。 下の前歯が上より前に突き出している状態です。

開咬(かいこう)

開咬(かいこう)

歯を閉じたとき、奥歯は咬み合うものの、前歯は咬めず開いている状態です。

交叉咬合(こうさこうごう)

交叉咬合(こうさこうごう)

歯が歯並びの途中で交叉してしまっている状態です。 たとえば、上の奥歯が下の奥歯の内側に入っているような場合を指します。

叢生(そうせい)

叢生(そうせい)

歯が重なり合うなど歯並びが凸凹(でこぼこ)で、上下の歯がうまく咬み合わない状態です。

矯正治療の種類

  • 表側矯正(金属ワイヤー型矯正など)
  • 裏側矯正(舌側矯正・リンガルブラケット矯正)
  • マウスピース型矯正

などがあります。
『ゆい矯正歯科』は、矯正専門の歯科として豊富な経験があり、常にレベルの高い技術を取り入れているため、さまざまな矯正方法を行っております。

矯正の範囲としては、すべての歯を対象とする「全体矯正(全顎矯正)」と、一部の歯に行う「部分矯正」とがありますが、当院では、全体矯正をメインに行っています。

患者さまと一緒に検討を重ね、矯正の専門医として治療方法・治療計画をご提案していきます。

表側矯正

「表側矯正」とは

「表側矯正」とは

矯正には、大きく分けて「表側矯正」と「裏側矯正」とがあります。 歴史が長く、広く普及してきたのは「表側矯正」で、その代表的なものがワイヤーを用いる方法です。 歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、そのブラケットにワイヤーを通していき、その矯正力を利用して歯並びを整えていきます。

特徴(メリット・デメリット)

メリット

  • ワイヤー(金属)素材の特性がさまざまな矯正に応用できる
  • 裏側矯正と比較して歯磨きがしやすい
  • 裏側矯正と比較して発声・発音への影響や舌の痛みが少ない
  • 他の矯正装置と比較して費用が安い
  • 矯正中も虫歯治療・詰め物・被せ物が可能

デメリット

  • 歯の表面の矯正装置が見えてしまう
  • 食べ物がひっかかりやすい
  • 表面の厚みで口元が出っ張っているように感じる
  • 金属アレルギーの方には不向き

裏側矯正

「裏側矯正」とは

「裏側矯正」とは

文字どおり歯の裏側・舌側に矯正装置をつける治療で、「舌側矯正」「リンガル矯正」などとも呼ばれます。 最大の特長は、目立たず、人に気づかれにくいという点です。お仕事などで人前に出ることが多い方でも、ほとんど影響なく矯正治療を進めることができます。 担当医師に経験・実績がないと難しい治療とされていますが、当院は矯正学会認定医である院長によって、患者さまにとって快適で安全性の高い裏側矯正に努めております。治療期間は、1年半~2年半です。

特徴(メリット・デメリット)

メリット

  • 日常生活において装置はほぼ見えない
  • 食事でのストレスが少ない
  • 表側矯正と比較して前歯が動かしやすく、短期間で整う
  • 裏側からコントロールするので、前歯を引っ込めたりするのが得意
  • 表側矯正と比較して歯のエナメル質の傷みがほとんどない
  • 前歯や唇の周辺が傷つきにくいので、スポーツも可能

デメリット

  • 装着直後~初期は、どうしても違和感をおぼえてしまう
  • 最初はしゃべりにくい。慣れるまで発音に影響がでることもある
  • 表側矯正と比較して歯磨きがしにくい
  • 表側矯正と比較して費用が若干高くなる

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

「マウスピース型矯正」とは

「マウスピース型矯正」とは

透明な素材でつくられたマウスピース型の装置による矯正治療です。金属ワイヤーのように装置を終始固定するのではなく、一定の間隔でマウスピースを取り換えながら、段階的に歯を動かしていきます。 当院は、アメリカで開発され、世界でも高いシェア率を誇る「インビザライン」を導入しています。 目立ちにくく、患者さまご自身で取り外しができるため、食事や歯磨きなどをストレスなく行えるのも特長です。最初に型取りをして矯正装置を作製し、以降の取り換えなどは患者さまのご都合に合わせて調整していきます。通院時間をつくるのが難しい、ご多忙な方にもおすすめです。

特徴(メリット・デメリット)

メリット

  • 透明なので目立ちにくい
  • 取り外しができるので、食事時や歯磨き時のストレスが少ない
  • 金属アレルギーの方も使用できる
  • 歯石がつきにくく、虫歯や歯周病になりにくい
  • 通院回数が少なくてすむ

デメリット

  • 1日20時間以上の装着が必要
  • 取り外しに煩わしさを感じることがある
  • 装着時間を守らないと効果が出ない

※マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、海外の工場で製作されるため薬機法における医療機器として承認されておらず、また歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。そのため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。